pmsで病院へ‥選び方のポイントと治療について

pms 病院

「pmsの症状、このまま放置したらヤバイかも‥そろそろ病院、行こうかな」

pmsで病院を受診しようと思っても、「何科に行ったらいいの?」「どんな治療をするの?」「治療費が高いのでは・・」と、分からないことばかり。

「いつ(どのタイミングで)」「どこへ(何科へ)行くか」
「どんな治療・薬になるのか」「上手な病院の選び方」

‥などなど、pmsで病院を受診するコツや必要な情報をまとめてみました!

生理前症候群(pms)で病院へ行く前に

「病院へ行こうかな、と思いつつ‥いつも生理前の不調をガマンしてる」

pmsの症状は「これくらい病院に行くほどじゃない!」と思われることが多く、不調を感じていてもガマンしてしまう女子が多数。

「通院して積極的に治療する」方はまだ少数派なのですが、生理前の不調を放置していると、いつまでも不安から開放されないままです。

実際にpmsで受診するとなると、どんなタイミングで、何科に行けばいいのでしょうか。そこでは、どんな治療がされるのでしょうか。

「いつ行ったらいい?」・・受診するタイミング

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「お医者さんにはどのタイミングで行ったらいい?
 生理前?生理が終わってから?‥生理中はダメ?」

 

pmsで受診するタイミングとしては、生理が終わって、体調も精神状態も落ち着いている時期がベスト。

生理前(pms期)・・集中力もなく、感情的になりがち。必要なことが伝えられない可能性もあります。

生理中・・ピルなどの薬が処方される場合は、内診をする可能性もあります。できれば生理中は避けて。

生理後・・受診するタイミングとしてベスト。限られた診察時間内に、必要な情報を医師に伝えましょう。

受診の際には、基礎体温表を持参しよう

受診の際は、基礎体温表を持参しましょう。
pmsは生理周期にあわせて症状がでるのが特徴。状況を把握し、治療計画をたてるためにも、基礎体温表はデータとして必要です。できれば2周期分、持参しましょう。

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↑こちらが基礎体温表の一例(クリックで拡大します)

テルモのHPでは、pmsの症状もメモできる基礎体温表がダウンロードできます。
テルモ│基礎体温でカラダと話そう

生理周期とあわせて、どんなpmsの症状があったのかもメモしておくと、医師への説明もスムーズ。症状にあわせた処方ができます。

また生理周期と関係なく不調があらわれているようなら、それはpmsによるものではなく、他の疾患の可能性があります。

 

「基礎体温なんてつけてないけど、今すぐ病院に行きたい!」
そんな時は、「前回の生理開始日と生理期間」だけでも医師に伝えられるようにしておきましょう。

pmsで病院へ・・何科に行ったらいいの?

pmsは何科に受診したらいいのでしょうか。まず考えられるのが、婦人科か女性外来。カラダの症状よりも気持ちの症状が重い場合は、精神科、心療内科になります。

【受診するなら何科になるの?】

・婦人科
婦人科では、女性のカラダの仕組みをふまえて、ホルモンバランスなどを全般的に診てもらえます。問診が中心に行われますが、ピルが処方される場合は、内診・血液検査・血圧測定などが必要になります。

pmsの症状にあわせた薬や、低容量ピル、漢方薬など薬が処方されます。服薬による治療がメインで、カウンセリングなどをする婦人科はまだ少数です。

 

・女性外来
大きな病院の中には、女性外来を設けているところもあり、女性のカラダの機能やメンタル面にも配慮した診察・ケアを行っています。

女性外来では心とカラダを「ひとつのもの」としてとらえ、全体的な治療をします。pmsなど「何科に行けばいいのか分からない」場合にも行きやすい診療科です。

まだ数が少なく、完全予約制の所も多いので、受診前にはホームページをよくチェック、問い合わせをしてからの方がベター。

 

・心療内科・精神科
pmsで「イライラが爆発する」「うつ状態になる」など、メンタル面の症状が強い場合は、心療内科の受診を。うつ傾向があまりに強いと、婦人科に行っても心療内科の受診をすすめられることがあります。

心療内科や精神科では、カウンセリングなどが行われ、薬物療法や精神療法での治療になります。処方される薬は、抗うつ剤や精神安定剤など。

pmsで病院へ‥費用や料金はどれくらいかかるの?

pmsの診察にかかる費用や料金は、受診する病院によって大きく変わりますが、検査の多くには保険が適応されます。

平均的なピルの費用は1ヶ月分2,000~3,000円ほどですが、こちらも病院によって差があります。どのくらい費用がかかるか不安なら、初診料や診察料金を電話で問い合わせてみましょう。

電話で問い合わせる際には、対応が丁寧かどうかもチェック!病院のだいたいの雰囲気もつかめるハズです。

pmsで病院へ・・どんな薬が処方されるの?

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pmsは薬で改善される場合も多くあります。処方される薬は主に、低容量ピルか漢方薬。
それに加えて、気になる症状を抑える薬が処方されます。うつ傾向が強い場合は、精神安定剤が処方されることも。

・低容量ピル
低容量ピルには排卵を抑える働きがあります。
女性ホルモンの量が生理周期によって変動しなくなるため、pmsの症状が緩和されますが、副作用が起きることもあります。

 

・気になる症状を抑える薬
吐き気が強い場合は「制吐剤」、むくみが強い場合は「利尿剤」、痛みが強い場合は「鎮痛剤」などが処方され、特に悩んでいるpmsの症状を抑えます。

 

・抗うつ剤
精神症状が強く、うつ傾向が強い場合は、抗うつ剤や精神安定剤などの薬が処方されます。pmsより精神症状が重い「PMDD(月経前不快気分障害)」と診断された場合は、「SSRI(選択的 セロトニン 再取込み阻害薬)」という薬が処方されることもあります。

病院で処方される漢方とは

pmsの治療のために、漢方の薬もよく処方されます。カラダ全体を整える漢方薬は、不調がいくつもあらわれるpmsの改善に有効。

病院で処方される漢方は、主にツムラの顆粒状の薬で、保険が適用されます。

病院でよく処方される漢方の薬とは

「加味逍遥散(かみしょうようさん)」「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」「抑肝散(よくかんさん)」
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」「温経湯(うんけいとう)」
「香蘇散(こうそさん)」「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」など・・

医療用のものだけで150種類ほどある漢方の薬。その人の体質、症状にあわせた薬が処方されます。

【参考記事】
pmsに漢方って、ホントに効果があるの?

pmsの病院選び・・口コミは参考になる?

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どの病院を選ぶかも重要です。「口コミで評判のいい病院だと安心」「女医さんがいい!」など、アナタの希望にあわせて選んでいいのですが、選び方にはポイントがあります。

・通いやすい所にある病院を
→何度も通院することを考えると、通いにくい立地の病院は不便です。通いやすい「かかりつけ医」として、長くおつきあいできる先生に出会えたらベスト。

・pmsの治療に積極的な病院を選ぶ
→ホームページなどをよくチェックして、pmsの治療にキチンと取り組んでいる病院を選んで。病院によってはpmsの治療に消極的なところもあります。ホームページだけでよく分からない場合は、電話でお問い合わせを。

・口コミサイトも参考に
→実際に通院している方の口コミも参考になるので、病院のホームページとあわせて口コミサイトもチェックを。開業医に診てもらうなら、大病院と連携しているかどうかも重要です。

【参考記事】
pmsで婦人科へ!病院の選び方と受診の流れ

ツラい症状に悩んでいるなら‥受診の準備だけでも

pmsで病院を受診するタイミングや処方される薬、病院の選び方などについて、まとめてみました。

受診の際のポイント

・病院に行くなら生理前・生理中は避けて、生理後の落ち着いている時期に
・pmsの症状のメモや、基礎体温表などのデータを持参するとベター
・受診する科は婦人科か女性外来。うつ症状が強い場合は精神科か心療内科へ

pmsの症状は「何となくイライラする」「ワケもなく泣きたくなる」など、本人にとっても曖昧で、つかみどころの無い症状も多くあります。

だから「こんな症状で病院に行くのもね‥」と病院に行くのを迷ってしまう。「私ってダメな人間‥」と自分を責めてしまったり、体や気持ちがしんどくても、ガマンしてしまったり。

いつ病院に行くかは、アナタ自身が決めることですが「体・気持ちがツラい」と判断したら、もうガマンはしないで。

まずは、基礎体温表をつける、症状がでた日をカレンダーにつけておく‥などの準備から始めてみて!自分のカラダと向き合うきっかけになるかもしれません。

執筆者:さつき

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