pmsを治療するには│気になる費用や治療薬って?

pms 治療

毎月のように「イライラする」「下腹部が痛い」などの症状を抱えていても、積極的に病院や薬で治療するpms女子はまだ少数派。症状がツラくても、ガマンしてしまう方が大多数なのです。

pmsはキチンと治療すれば、かなり高い確率で緩和されます。治療薬もさまざまで、自分の意思で選ぶこともできます。

・病院ではどんな治療をするの?保険はきくの?
・pmsの薬には、どんなものがあるの?
・pmsの市販薬には、何があるの?

pmsの治療方法や病院でかかる費用、処方される薬や市販薬などについて、まとめてみました!

pmsの治療で病院に行くなら

pms 治療 病院

pmsで病院へ行くなら、受診する科は婦人科か女性外来。もし「うつ状態になる」「落ち込みがひどい」など、主に精神的な症状に悩んでいるなら、心療内科か精神科になります。

病院では、各種検査などが行われた後、薬が処方されます。それではまず、病院ではどんな検査などが行われるのかを見てみましょう。

pmsの治療方法

どの科を受診しても、治療方法は服薬によるものが中心になります。婦人科・女性外来では必要に応じて検査があり、心療内科ではカウンセリングなどの治療方法も行われます。

それぞれの科では、どんな治療方法が行われるのでしょうか。

 

《婦人科・女性外来では》

pmsで婦人科・女性外来に訪れると、「問診」→「薬が処方される」という治療方法になりますが、症状によって必要な検査が行われます

・血液検査、尿検査
・(必要があれば)内診
・腹部超音波検査・・など

内診や血液検査で、ホルモン値や他の病気の有無を調べ、検査の結果をふまえて治療方法を決定します。各種検査の後、「低用量ピル」「漢方薬」「症状を抑える薬」などが処方されます。

「病院での検査には内診があるからイヤ!」というイメージがありますが、pmsの治療では必ずしも内診があるわけではありません。

【内診が必要となるケース】

・婦人科系の病気が疑われる場合
→基礎体温が2相にならない、不正出血があるなどの場合

・ピルが処方される場合・ピルの処方を希望している場合
→ピルの処方のためには、内診・血圧測定・血液検査・尿検査などが必要

内診に抵抗がある場合は、その旨を医師に伝えてみましょう。器具の種類を変えるなど、配慮をしてくれることもあります。「男性医師に内診されるのはイヤ!」という場合は、女医のいる病院を探してみるのもアリ。

 

《心療内科・精神科では》

婦人科での治療方法がカラダからのアプローチなら、心療内科の治療方法はマインド面からのアプローチ。

心療内科・精神科での治療方法

・医師によるカウンセリング
→処方する薬など、今後の方針を決める
→服薬や精神療法を行う

心療内科・精神科では、抗うつ薬や精神安定剤などが処方されます。pmsより症状が重いpmdd(月経前不快気分障害)と診断された場合は、SSIRという抗うつ剤が処方されます。

ところで、保険ってきくの?

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病院での治療には、基本的に健康保険が適用されます。医師の診察を受け、処方箋を書いてもらえれば、処方される薬も保険の適用内です。

ただ、漢方を専門とする漢方専門医やクリニックには「自由診療」のところも多く、その場合は保険の適用外になります。事前に保険がきくかどうかを確認してみましょう。

pmsの治療、費用はどれくらい?

pmsは症状も重さの度合いも個人差が大きいため、費用にも大きな違いがあります。
病院やクリニックによっても費用は変わるのですが、「だいたい治療費がどれくらいになるか」という相場を見てみましょう。

【費用の相場】

《初診時》
血液検査(保険適用外診療)・検査費を含めて5000円~1万円程度

保険が適用されるとはいえ、初診時には、初診料・検査料などの費用もかかります。費用がいくらかかるか心配なら、事前に病院にお問い合わせを。

 

《低用量ピル代》
1ヶ月分のピル・・(保険適用外)3000円程度/(保険適用)1000円程度

費用は処方する病院や、ピルの種類によって変わります。
月経困難症などの治療目的のピルは保険が適用されますが、pmsという病名で保険が適用されるピルは、種類が限られています。

 

《漢方薬》
1ヶ月分の漢方薬の費用・・1000円程度(保険適用)

保険が適用される「医療法漢方」は主にツムラの顆粒状のもの。お湯に溶かすだけで飲むことができます。

病院を受診するときのポイント

病院を受診するとき、できれば「基礎体温表」や症状があらわれた時期のメモなどを持参して。基礎体温表があれば婦人科系の病気の推測もできるので、スムーズに受診することができます。

基礎体温表をつけてないけど「すぐに受診したい!」という場合は、「最後の生理がいつだったか」だけでも医師に伝えられるように、カレンダーをチェックしておいて。

pmsの治療薬は、どんなものがあるの?

pms 治療薬

pmsは薬による治療が中心になります。病院で処方される治療薬や、市販されているpmsの薬にはどんなものがあるのでしょうか。

まずは、病院で処方される治療薬を見てみましょう。病院で処方される薬は、大きくわけて3つ。「低用量ピル」「漢方薬」、症状に応じて処方される「対症療法の薬」です。

pmsの治療に使われるピル

病院で処方される治療薬に「低用量ピル」(経口避妊薬)があります。避妊のためのお薬なのですが、pmsなどの婦人系トラブルにも用いられています。

「低用量ピル」とは
女性ホルモンが含まれているホルモン剤。排卵を抑える働きがあり、ホルモンの量をコントロールできるため、症状が緩和されます

ピルを使用した「ホルモン療法」は、即効性がありますが、副作用が出る場合も。ホルモン剤は、かなり効果が実感できる反面、体にも影響が大きいのです。

また、低容量ピルでは精神的な症状までケアできない場合もあるので、その場合は別に心療内科などに訪れて。

pmsの治療に使われる漢方

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漢方の薬もpmsに多く処方されます。体質・症状にピッタリの漢方薬が処方されれば、症状がおさまるだけでなく、体質の改善も期待できます。

漢方薬は「体全体のバランスを整えること」を目的とするため、女性ホルモンや自律神経のバランスのくずれが原因となるpmsの治療に最適。ただし重度の場合は、漢方薬だけでは不十分なこともあります。

よく処方される漢方とは

・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・当帰芍薬散(けいしぶくりょうがん)

「漢方3大婦人薬」などが多く処方されます

すぐに低容量ピルを処方する病院もあれば、漢方薬を勧める病院もあります。ピルと漢方の併用を推奨する病院もあります。

pmsのおおよその治療ガイドラインは定まっているものの、実際は病院や医師の方針によるところが大きいようです。

対症療法で処方される薬とは

「下腹部が痛い」「頭痛がする」などが主な症状の場合、対症療法として、その症状を抑える薬が処方されることもあります。

痛みには・・「鎮痛剤」
むくみには・・「利尿作用のある薬」
吐き気には・・「制吐剤」
イライラには・・「精神安定剤」など

即効性はあるのですが、あくまでも対症療法なので、根本的な治療ではありません。それでも「ツラい時に飲む薬がある」と思うことで、気持ちがラクになるというメリットも。

pmsを治療する市販薬

それでは、pmsの治療ができる市販薬にはどのようなものがあるのでしょうか。まず挙げられるのが「プレフェミン」。pmsの医薬品として販売されている市販薬です。

 

■「プレフェミン」

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製品名:プレフェミン(ゼリア新薬)
値段:1800円
内容量:30錠(30日分)
有効成分:チェストベリー(40mg)

「プレフェミン」は、昔から「女性のためのハーブ」として有名な「チェストベリー」を40mg配合している市販薬です。

「チェストベリー」とは、pmsをはじめとする婦人系のトラブル(生理痛や更年期障害、不妊など)に効果効能が認められている西洋ハーブ。pms対策の定番として、医療用にも広く使われています。

・pmsを治療する市販薬「プレフェミン」について
>プレフェミンを徹底解説!効果や副作用、実際どうなの?

pmsを治療するサプリ

pmsの市販薬「プレフェミン」同様に、「チェストベリー」を配合しているpms改善サプリも何種類か販売されています。

プレフェミンと同じ「チェストベリー」40mgを配合しているpmsサプリは「女性のミカタ(すこやか編)」と「ルナベリー」の2種類。サプリでありながら医薬品レベルの治療効果を期待することができます。

 

■女性のミカタ(すこやか編)
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製品名:女性のミカタ(すこやか編)
値段:1782円(初回は980円)
内容量:60粒(30日分)
有効成分:チェストベリー(40mg)、メロリート ヒハツ ウラジロガシ ビタミンB群など

pmsの市販薬「プレフェミン」と同じ有効成分チェストベリーを40mg配合。プレフェミンと同等の内容でありながら、コスパがいいため人気を集めています。

・pmsを治療するサプリ「女性のミカタ」について
>「女性のミカタ」を徹底解説!気になる効果と成分は?

 

■「ルナベリー」
pms 治療 サプリ

製品名:ルナベリー
値段:3980円(初回は500円)
内容量:30粒(30日分)
有効成分:チェストベリー(40mg)亜麻仁油 月見草オイル ビタミンB1、2、6、12 カルシウム マグネシウム ピクノジェノール イソフラボンなど

「ルナベリー」には、「プレフェミン」には含まれない有効成分が多く含まれています。9種類のハーブに、7種類の栄養素が含まれています。

・pmsを治療するサプリ「ルナベリー」について
>ルナベリーを詳しく解説!気になる効果・成分、口コミは?

 

医薬品は化学合成された成分で構成されていますが、サプリの多くは天然成分を使用しています。その点でサプリは医薬品より安全で、ほとんど副作用がないのが大きなメリットです。

《参考記事》
PMSサプリメントを買う前に!覚えておきたい選び方のコツ

一歩踏み出してみれば、毎月の生理前がグッと楽になる

pmsの病院での治療方法や、処方される薬、市販の薬などについて見てきました。

病院での治療方法
・低用量ピルや漢方薬、対症療法の薬による治療がメイン
・婦人科や女性外来では、必要に応じて内診や血液検査が行われる
・心療内科や精神科では、カウンセリングや精神療法も

治療費について
・病院での治療には、保険が適用される
・費用は、病院(クリニック)によって大きく変わる
・漢方薬・対症療法の治療薬、治療目的のピルは保険適用

pmsの市販薬
・「プレフェミン」・・チェストベリー40mg配合
・チェストベリーを含むサプリも広く愛用されている

「pmsを治療しよう!」と思っても、「婦人科とか、あんまり行きたくない・・」という気持ちのほうが勝ってしまうなら。まずは手軽に試せることから始めてみて!

ドラッグストアで買えるpmsの市販薬を試してみるのもいいし、サプリでもOK。「もし全然効果がなかったら、次の治療方法を考えよう!」・・それくらいの気軽さで。

思い悩んでしまう几帳面なタイプほど、悩まされる傾向があるpms。悩まずに一歩踏み出してみれば、毎月の生理前がグッとラクになるかもしれません。

執筆者:さつき


2016/03/08 pmsを治療するには│気になる費用や治療薬って? はコメントを受け付けていません。 病院