更年期の基礎体温グラフの見方は?高体温・低体温が続くのはナゼ?

更年期 基礎体温

「更年期になったら、体のリズムを知るためにも、基礎体温をつけたほうがいい?」

更年期は体調が不安定になりがちな時期。生理も不規則に来るようになるため、いつ次の生理がくるか予測がつかなくなります。

そんな時に役に立つのが「基礎体温表」。基礎体温をつけていると、生理が来る時期をある程度予測することができます。

・更年期の基礎体温表は、どんな特徴があるの?
・全体的に体温が高いのは、更年期ならではのこと?
・低体温が続く時は、どう対処したらいい?

更年期になって、体温が高いまま推移する方もいれば、ずっと低体温が続く方もいます。更年期の基礎体温表の見方や、体温の傾向について、まとめてみました。

更年期に基礎体温を測る必要はあるの?

更年期 基礎体温

更年期になると、生理が28日周期ではなく、バラバラな周期で来るようになります。生理周期が短くなる方もいれば長くなる方もいて、「いつ生理が来るのか分からない」という状態が続きます。

更年期の生理周期は、どう変化する?

・周期が短くなる(頻発月経)
→月経周期が早まり、1ヶ月に数回来るようになる

・周期が長くなる(稀発月経)
→月経周期が長くなり、2ヶ月~3ヶ月に1回しか来なくなる

・周期が短くなったり長くなったりする
→月経周期が短くなったあとに長くなって、閉経する

※更年期の生理周期は「周期が短くなる」→「長くなる」→「閉経を迎える」というパターンが多いのですが、個人差があります

更年期の生理は、いつ来るか予想できないのが困りものですね。突然の出血に備えていつも生理用品を持ち歩く必要もあります。

基礎体温をつけておくと、生理の時期がある程度分かるようになるというメリットがあります。
出血があったとき、それが生理によるものか、不正出血かという判断もしやすくなります。

・更年期の不正出血の原因と対処法について
>更年期の不正出血│出血が長引く原因は?注意が必要なケースは?

更年期の基礎体温グラフの見方

基礎体温は、女性の体のリズムを知る有効な方法のひとつ。それでは、更年期の基礎体温表にはどんな特徴があるのでしょうか。具体的な例をあげて見てみましょう。

 

更年期 基礎体温 グラフ
 

標準的な基礎体温表は、低温相と高温相の2つの時期に分かれています。生理後は低温期が続き、排卵を境に体温が上昇、排卵後は高温期が続きます。

通常、高温期はおよそ14日ほど続きます。
そのため、基礎体温が高温期に入ると「あと14日くらいで生理が来る」と予測することができます。

また、排卵期は妊娠をしやすい時期。妊娠を望まないなら、この時期は万が一のために避妊をする必要があります。

 

更年期 基礎体温 グラフ

 
通常、排卵後の高温期は約14日ほど続くのですが、排卵後の体温が高い時期が短いと、卵巣の働きが低下している可能性が考えられます。

体温が高い時期が9日より短い場合は、黄体ホルモンの分泌量が減少する「黄体機能不全」の可能性があります。

 

更年期 基礎体温 グラフ

 
「そろそろ更年期」という時期になると、低温期が短くなる場合もありますし、高温期が短くなる場合もあります。

生理が周期が短くなり、短いスパンで生理が訪れることは「頻発月経」と呼ばれます。
頻発月経では生理周期が24日より短くなり、1ヶ月のうちに数回も生理が来るようになります。

本格的な更年期に入ると、今度は低温期が続くようになり、次第に高温期が減っていきます。ホルモンバランスが不安定になるため、基礎体温表のグラフがガタガタと不規則になる事もあります。

基礎体温表があると、婦人科の受診時に便利

基礎体温をつけていると、現在の自分の月経周期の変化や、ホルモンの状態が分かります。今まで基礎体温を付けていなかった方も、「もうすぐ更年期」というタイミングでつけ始めてみては。

婦人科を受診する際に基礎体温を持参すると、体の状態をよりよく伝えることができます。
「ホルモン補充療法」などの治療を始める際の参考にもなります。

とはいえ「基礎体温をつけていなければ婦人科を受診できない」という事はありません。不調を感じたら、早めに医療機関の受診を。最後の生理がいつ来たか、どれくらいの期間でどんな症状があらわれたか等は分かるように、普段からメモをしておきましょう。

・婦人科を受診する流れについて
>更年期障害の検査について│検査方法や費用、婦人科の受診の流れは?

基礎体温の測り方とは

更年期 基礎体温 測り方

それでは、基礎体温の正しい測り方を見てみましょう。

1)基礎体温とは、目覚めた直後の「安静時」の体温の微妙な変化を見るもの。朝の安静時の体温を測るために、就寝前に婦人体温計を枕元に準備しておきましょう。

2)朝目が覚めたら、布団から出ずに、横になったままで体温の計測を。体を動かすと体温が上がってしまうため、正確な数値が得られなくなってしまいます。

3)基礎体温は、熱伝導のよい口の中で行いましょう。婦人体温計の測温部を舌下の奥に入れ、口を閉じた状態で測ります。計測できるまでは口を開けないように。

正しいデータを得るためには、規則正しい生活を送り、毎朝決まった時間に測ることがポイントです。

更年期の体温がいつも高い場合は?

更年期 体温 高い

更年期になると、体温調節がうまくいかず、体温が高い状態が続くこともあります。急に体が熱くなり、ほてりを覚える「ホットフラッシュ」などの症状に悩まされる方も少なくありません。

更年期になると、女性ホルモン「エストロゲン」の減少によりホルモンバランスが崩れ、自律神経のバランスも乱れがちになります。

そのため体温の調整がうまく出来ず、微熱・ほてりなど、典型的な更年期の症状があらわれるようになります。

高体温にともなう症状

・ほてり(急に体が熱くなる)
・のぼせ(頭に血が上がる感じがする)
・発汗(汗が止まらなくなる)
・動悸

のぼせ・ほてりなどは更年期によく見られる症状ですが、体調不良や微熱が長引く場合は、注意が必要です。感染症やリウマチ熱などの病気が背後に潜んでいる可能性もあるので、不安な点があれば医療機関の受診を。

・更年期の微熱が続く原因と対策方法について
>更年期、微熱が続くのはナゼ?更年期の「発熱」の原因と対処法3つ

更年期の体温が低い(低体温)場合は?

更年期 体温 低い

更年期に体温が上がるケースもありますが、体温が低下したままの「低体温」に悩むケースもあります。ちなみに「低体温」とは、平熱が36.0度未満であること。

更年期の低体温の原因はさまざま。ホルモンバランスの乱れやストレス、運動不足、睡眠不足などでも平熱は低下します。加齢により筋肉量が減ることも、原因のひとつだと考えられます。

低体温だとこんな症状が

・疲れやすい
・むくみやすい
・手足が冷える
・顔色が悪い
・肩こりがする

体温が低いと免疫力が下がり、風邪や生活習慣病などにかかりやすくなります。基礎代謝も低下するので、太りやすくなることも。

体温は高くても低くても、更年期の体は快適ではありません。それでは、適切な体温に調整されるためには、どのようなことを心がけたらいいのでしょうか。

更年期の体温をほどよく調整するには?

更年期 体温 調節

更年期は体温も体調も不安定になりがちな時期なので、あまり無理をせず養生することが大切です。

更年期を快適に過ごすためには

・規則正しい生活をおくる
・食生活を改善、バランスのよい食事を心がける
・大豆製品を積極的に摂る
・日常的に適度な有酸素運動をする
・体を冷やさないようにする
・疲れたら心身ともに休める
・ストレスをためないように注意する

更年期をハツラツを過ごすためには、ほどよい運動とバランスのよい食事、そしてストレスをためないように心がけましょう。

更年期の不調を緩和するサプリメントを服用してみてもいいですね。更年期特有の不快な症状を和らげる成分を効果的に摂ることができます。

・副作用の心配なく長期常用できる更年期サプリは?
>更年期サプリのおすすめは?実力派サプリを徹底比較・ランキング!

「何となく不調‥」という時は、基礎体温を

更年期 基礎体温

更年期に基礎体温をつけてグラフ化してみると、自分の体の状態が見えるようになります。「高温期が続いている」「低体温気味である」など、思いがけない発見があるかもしれません。

更年期に基礎体温をつけるメリット
・ある程度次の生理の予測をすることができる
・自分の体のリズムを知る事ができる
・出血の際、経血なのか不正出血なのかを判断できる
・婦人科を受診する際、治療の参考になる

更年期の生理周期の変化
・周期が短くなる(頻発月経)
・周期が長くなる(稀発月経)
・周期が短くなったり長くなったりする

更年期は、かつて経験したことのない症状があらわれる時期。今まで疲れ知らずで元気だった方が、毎日ダルくて動けなくなったり、のぼせやほてりが続いたり。

今までになかった不調があらわれると不安になりますが、自分のカラダの様子を理解していると「今はこんなホルモン状況なのね」と冷静に判断することができます。

客観的になることで、更年期の不安は消えます。「何となく不安」という方こそ、毎日基礎体温をつけ、自分の体を向き合ってみては。
 

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執筆者:さつき


2017/06/30 更年期の基礎体温グラフの見方は?高体温・低体温が続くのはナゼ? はコメントを受け付けていません。 更年期の症状