更年期、微熱が続くのはナゼ?更年期の「発熱」の原因と対処法3つ

更年期 微熱

「更年期、微熱が続く‥いつも熱っぽい」

更年期に「平熱が高くなり、微熱が続く」という症状をおぼえる方は少なくありません。発熱に頭痛や動悸、吐き気などの症状をともなうこともあります。

後頭部に熱がこもる感じがしたり、生理前の微熱に悩まされたり‥「何かの病気の前兆かも?」と不安になりますね。

・更年期、微熱が続く原因は?
・微熱と同時に、頭痛や動悸がするのはナゼ?
・更年期の長引く「発熱」の対処法は?

「いつも熱っぽくてダルい」「体内に熱がこもる感じがする」というアナタに。更年期に微熱がちになる原因と、発熱が続く時の対処法などをご紹介しましょう。

更年期、微熱が続く原因は?

更年期 微熱 原因

「更年期‥微熱が続くし、体がダルい」

更年期とは、一般的に閉経の平均年齢「50才」の前後10年間(45~50才)の期間のこと。この時期には女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少するため、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

自律神経がアンバランスになることで、体温を調整をする機能が弱まります。
そのため、「発熱する」「微熱が続く」などの症状が引き起こされます。

また自律神経は消化器や循環器などの働きもコントロールしています。自律神経のバランスが崩れることで、吐き気や動悸、頭痛などの症状もあらわれるようになります。

生理前・生理中に・発熱する場合は

「生理前になると発熱する」「生理中は微熱が続く」ということはありませんか?生理前・生理中の発熱や微熱は、多くの女性に見られる症状です。

生理前になると、生理をおこすために必要な黄体ホルモン「プロゲステロン」が多く分泌されます。このプロゲステロンには「発熱中枢」を刺激する働きがあるため、生理前に発熱しやすくなるのです。

生理前に発熱・微熱が続くのは、生理前の心身に不快な症状がおきる「月経前症候群(PMS)」の症状のひとつだと考えられています。

・生理前の発熱・微熱について
>生理前って、微熱が続く‥頭痛や寒気もするのはナゼ?

更年期の微熱の対処法3つ

更年期 微熱 対処法

それでは更年期の長引く微熱には、どのように対処したらいいのでしょうか。更年期の微熱をケアするヒント3つをご紹介しましょう。

1)基礎体温表をつける

更年期になって微熱が続くことを自覚しているなら、自分の平熱や、どのタイミングで微熱気味になるかなどを把握するようにしましょう。

そのためには、毎朝「基礎体温表」をつけてみることがおすすめ。
自分の体温の推移が分かるだけでなく、自分のホルモン状況が分かるようになります。
 

更年期 微熱 対処法
 

通常、基礎体温は「低温期」と「高温期」の2つの時期に分かれます。生理のあとは体温が低く、排卵後には体温が高い状態が続きます。

もし生理前に集中して体温が高い状態が続くなら、それは「月経前症候群」によるものだと考えることもできます。
 

更年期 微熱 対処法
 

排卵後の体温が高い時期がおよそ2週間続いたあと、生理が来るのが一般的です。しかし卵巣の働きが悪いと、排卵後の体温が高い期間が短くなる傾向があります。

基礎体温表をつけることで、体温の推移だけでなく、ある程度自分のホルモン状況なども推し量ることができます。

<更年期に基礎体温表をつけるメリット>

・体温の推移を具体的に見ることができる
・自分の体のホルモン状況が分かる
・おおまかな生理が来る時期を予想することができる

更年期は生理不順になりがちで、「いつ次の生理がくるか分からない」という状態になることも珍しくありません。

基礎体温表をつけることで「次の生理が来そうな時期」をある程度予測することもできるので、更年期に基礎体温を測るメリットは十分にあるでしょう。

・更年期の基礎体温表について
>更年期の基礎体温グラフの見方は?高体温・低体温が続くのはナゼ?

2)体を冷やさないようにする

更年期 微熱 対処法

発熱して「体に熱がこもるような感じがする」「背中が熱い」などの症状を感じると、つい薄着をしたり、冷たいものを食べたくなりますね。

しかし体を冷やしたり、冷たい食べ物を食べることで、更年期の微熱・発熱などの症状は悪化してしまいます。

ただでさえ更年期女性は自律神経が乱れがち。体が冷えることで、自律神経の乱れにさらに拍車がかかってしまいます。

<更年期の発熱に・冷えを解消するヒント>

・首元、手首、足首を冷やさないようにする
→更年期女性は「首」がつく部位を冷やさないようにすることが大事です。首元にはスカーフなどを巻き、冷えを寄せ付けないようにしましょう。

・湯船でゆっくりと温まる習慣を
→「時間がないから」と毎晩シャワーだけで済ませていませんか?シャワーだけだと体の芯まで温まることができず、体の緊張もほどけません。

温かい湯船に肩までつかって、全身の血のめぐりを促し、しっかりと体を温めるようにしましょう。

・冷たい食べ物・飲み物には注意
→体が熱っぽいと、アイスクリームや冷たい飲み物が欲しくなりますが、微熱気味のときこそ冷たい食べ物・飲み物には注意しましょう。体内からの冷えで微熱などの症状は悪化します。

発熱している時は、消化のよい温かい食べ物を摂るようにしましょう。冷蔵庫から出した物はすぐ口にせず、常温に戻してから飲食することがおすすめです。

3)生活習慣の改善を

更年期 微熱 対処法

更年期の発熱・微熱をケアするには、自律神経を整えることが大切です。そのためには、今までの生活習慣を見直してみましょう。

「微熱気味で体が重いから」と運動不足になっていませんか?毎晩のように夜更かししていませんか?まずは基本的な生活習慣から改善していきましょう。

<更年期の発熱に・生活習慣の改善ポイント>

・適度な運動の習慣を
→定期的にほどよい強度の有酸素運動をすることで、更年期の不快な症状が緩和されるというデータがあります。

更年期の微熱などの不調が続くなら、毎日体に負担がかからない程度の運動をするよう心がけましょう。更年期世代には、ちょっと早いペースで歩く「ウォーキング」などがおすすめ。

・夜更かしNG!早寝早起きを
→夜遅くまで起きていると、睡眠の質も下がり、朝スッキリと目覚めることができません。更年期の不調を緩和するには、夜できれば日付が変わる前に布団に入り、朝早くから活動するようにしましょう。

・バランスの取れた食生活を
→栄養バランスのよい食事をとることは、体調を整えるための基本です。

「微熱気味で、食事の準備をするのも億劫になる」→「レトルト食品やファーストフードで済ませる」→「さらに不調が増幅する」そんな悪循環にはまらないように注意を。

更年期の微熱などの症状を和らげるためには、良質なタンパク質やビタミン・ミネラルが必要です。また更年期の不調に効果的だと言われる「大豆製品」(豆腐や納豆、豆乳など)もおすすめです。

更年期の微熱・発熱は、早めにケアを

更年期 微熱

更年期はさまざまな不調があらわれやすくなる時期。長引く微熱や発熱は、身体からのSOSのサインなのかもしれません。

微熱とあわせて気になる症状があれば、早めに婦人科などを受診するようにしましょう。

<更年期、微熱が続く原因は?>
→女性ホルモンの減少にともない、自律神経のバランスが乱れやすくなるため

<生理前・生理中に発熱する場合は?>
→生理前の心身にさまざまな症状があらわれる「月経前症候群(PMS)」の可能性も

<更年期の微熱・発熱の対処法>
・基礎体温表で体温の推移を把握する
・身体を冷やさないようにする
・基本的な生活習慣の改善を

自律神経のバランスを整えるためには、早寝早起きの習慣や、適度な有酸素運動、バランスのとれた食生活などが大事です。

不摂生が続きがちな更年期こそ、健康的な生活習慣を心がけ、早めに不調のケアを。

執筆者:さつき


2017/11/04 更年期、微熱が続くのはナゼ?更年期の「発熱」の原因と対処法3つ はコメントを受け付けていません。 更年期の対処法