更年期、汗がダラダラ出るのはナゼ?汗の悩みの「対策方法」3つ

更年期 汗

「どうしよう、暑いわけじゃないのに、汗が止まらない‥」

更年期になると、急に大汗がでて止まらないこともありますね。「こんなに汗をかいて恥ずかしい」と思えば思うほど、余計に汗がダラダラと出てしまうことも。

また顔や頭、首や脇などが汗だくになると「もしかして私、今すごく汗臭いかも‥」と心配になりますね。汗のケアだけでなく、汗の臭いのケアもしたいものです。

・更年期、汗が止まらない時の対処法は?
・どうして更年期に「寝汗」をかくようになるの?
・不快な汗の臭いを抑える対策方法は?

「また汗が止まらなくなったら、どうしよう‥」というお悩みに。更年期の汗を抑える方法や、臭い対策について、ご紹介しましょう。

更年期、汗が止まらない原因は?

更年期 汗 原因

更年期には様々な不調があらわれますが、なかでも「ホットフラッシュ」は代表的な症状です。のぼせやほてりと同時に、大量に汗が出て止まらなくなります。「のぼせ」は無く、汗だけ出るケースもあります。

更年期には女性ホルモン「エストロゲン」が減るため、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
そのため「突然汗をかく」「顔がほてる」など、自律神経失調症のような症状が出るのです。

自分の意識とは関係なく汗が出て止まらないのが、更年期の汗の特徴。おもに上半身の血管まわりの神経が「興奮状態」になりやすいため、顔面が真っ赤になったり、脇などの上半身に大汗をかいたりします。

<不安感が原因で発汗することも>
→「汗をかいたらどうしよう」と不安に思うほど汗が出る場合「精神性発汗」の可能性も

<精神性発汗とは?>
→不安や緊張、ストレスを感じた時に大汗をかいてしまうこと

更年期は不安感やストレスを感じやすくなる時期なので、精神性発汗が出やすい傾向があります。強いイライラやストレスを抱えている自覚があるなら、こまめにストレス解消を。

・ホットフラッシュやのぼせ・ほてりの対処法について
>更年期のホットフラッシュが辛い‥のぼせ・ほてりの対策法を教えて!

・いつも「暑い」ような症状がある時は
>更年期‥いつも「暑い」のはなぜ?暑がりになる原因と対処法

更年期障害で見られる「大量の汗」

更年期 障害 汗

更年期障害の典型的な症状「ホットフラッシュ」が起きると、汗が大量に出て止まらなくなります。「汗をかいたらどうしよう」という不安感が強いなら、婦人科を受診してみては。

婦人科では、足りなくなった女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法」や、漢方薬による治療が行われます。治療を進めるうちに、発汗が抑えられる方も少なくありません

<ホルモン補充療法(HRT)とは?>
・飲み薬や貼り薬、塗り薬などで、不足する女性ホルモンを補う治療方法

<更年期障害によく処方される漢方薬は?>
・加味逍遥散(かみしょうようさん)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

上記の3つの漢方薬は「三大漢方婦人薬」と呼ばれています。更年期のホットフラッシュや月経前症候群(PMS)など、女性ならではの悩みによく用いられる漢方薬です。

・発汗などの「更年期障害」を婦人科で検査するなら
>更年期の検査について│検査方法や費用、婦人科の受診の流れは?

・更年期障害のホットフラッシュを病院で治療するなら
>更年期の治療方法って?不調の治療法や費用、治療薬について

更年期障害の「寝汗」その原因は?

更年期 寝汗

「毎晩の寝汗がひどくて、よく眠れない‥」

更年期に寝汗をかくようになるケースは少なくありません。寝汗をかいてよく眠れなかったり、着替えが必要なくらいパジャマが濡れたり。睡眠中、暑くて目が覚めることもあれば、寒いのに寝汗をかくこともあります。

更年期の寝汗は「ホットフラッシュ」と同じく、自律神経のバランスが乱れることが原因で引き起こされます。体温を微調整する機能が弱まり、大汗をかく状況でなくとも、大量に寝汗をかいてしまうのです。

寝汗がひどくて、夜中に何度も目が覚める場合、不眠などの睡眠障害を招くこともあります。また寝汗が何か重大な病気のサインである恐れもあるため、大量に寝汗をかく場合、早めに医療機関を受診しましょう。

・更年期障害で不眠がちになる際の対策方法とは
>更年期の不眠を改善するには?眠れない夜のための不眠対策5つ

更年期の「汗」と「臭い」の対策方法3つ

更年期 汗 臭い

「人前で大汗をかいたら、恥ずかしい‥」
「汗の臭いや、べたつきが気になる!」

更年期の汗は、まわりの気温に関係なくダラダラと出るから困りますね。暑いわけでも、運動したわけでもないのに、突然汗が噴き出してきます。

それでは急な発汗を抑えたり、汗の臭いを和らげるには、どんな対策方法があるのでしょうか。更年期の汗と臭いの対策方法3つをご紹介しましょう。

1)顔・頭の汗を抑える方法

外出している時に、顔・頭の汗が止まらないと困りますね。化粧は崩れるし、汗を拭うのに必死になってしまいます。

そんな時のために「一時的に汗を止める対策方法」を覚えておくと、役に立ちます。

顔や頭の汗を一時的に止めたいという時は、人体の「発汗反射」を利用する方法があります。人の体は一定の部分に圧迫を受けると、一時的に汗をかかなくなる仕組みになっています。

顔や頭の汗を止めるなら、両乳首の5センチ上くらいをギュッとつねるか、指で強く圧迫します(皮膚への刺激がポイントなので、バストトップが下がっていても、このくらいの位置でOK)。

ブラジャーのホックをいつもよりきつくするのも有効でしょう。

引用「ココロもカラダも軽くなる!更年期120のヒント」日経ヘルス プルミエ(日経BPムック)p.11

顔や頭の汗を一時的に止めたい場合、両乳首の5センチ上をギュッと圧迫してみましょう。
またブラジャーをきつく締めることでも、同様の効果が見込めます。

ただし、顔・頭の汗が減ったとしても、体全体の汗が減るわけではありません。顔・頭以外の部分の汗が増えるので、その点は注意しましょう。

2)リラックスして深呼吸を

更年期 汗 臭い

自律神経が調節している働きのなかでも、「呼吸」だけは自分で意識してコントロールすることができます。

汗が止まらない時は深呼吸をして、自律神経を落ち着かせるようにしましょう。意識的に深呼吸することで、緊張状態が和らぎ、発汗を抑える効果が得られます。

深呼吸しながら首もとをおしぼりで冷やしたり、汗を拭き取ったりしましょう。顔に流れる血液が冷やされることで、顔の発汗やほてりがクールダウンされるはずです。

3)汗の臭いに「みょうばん水」を

更年期の汗はベタベタしがちで「アンモニア」などの臭い物質が含まれていると言われます。そのため、汗そのものが臭いの原因となってしまいます。

汗の臭い対策に「汗をこまめに拭く」ことも大切ですが、汗の臭いを中和してくれるアイテムを持ち歩くのも1つの方法です。

ここは一つ、「汗をかいても大丈夫」と思える対策を講じておきましょう。

容易するのは「みょうばん水」と小さめのタオルです。みょうばんにはアンモニア系の臭いを中和して消す効果があります。

みょうばん水は、ミネラルウォーター2リットルに50gのみょうばんを溶かして作ります。これを含ませたぬれタオルを持ち歩いて、汗をかいたらすぐ肌を拭いてしまいましょう。みょうばんは、薬局などで買えます。

引用「ココロもカラダも軽くなる!更年期120のヒント」日経ヘルス プルミエ(日経BPムック)p.11

更年期の汗の臭いには、アンモニア臭を中和する「みょうばん水」で対策を。「これなら汗の臭いも大丈夫!」と思えれば、心理的なストレスも緩和されるはず。

汗が気になる時は、吸水性のいい下着を身につけるようにしましょう。また更年期の不調を緩和するサプリメントの服用もおすすめです。

・更年期の辛い症状をケアする更年期サプリ・医薬品は
>更年期サプリのおすすめは?実力派サプリを徹底比較・ランキング!

適度な運動の習慣で、心地よい汗を

更年期 汗

急に汗だくになることが続くと、外出するのも人に会うのも億劫になりますね。規則正しい生活やバランスのとれた食生活などを心がけ、不快な汗かきを少しでも和らげたいものです。

<更年期に汗が止まらない原因は>
・女性ホルモンの分泌が低下、自律神経のバランスが乱れて「体温調整」機能が弱まるため
・不安やストレスによる「精神性発汗」の可能性も

<汗と臭いの対策方法>
・両乳首5センチ上を圧迫、発汗反射で汗を抑える
・深呼吸でリラックス、自律神経を落ち着かせる
・汗の臭いは「みょうばん水」でケア

急に汗が出て止まらなくなるのは、自律神経のバランスが崩れているサインです。そこにストレスが加わると、より頻繁に発汗が起きるので、こまめにストレス解消することが大切です。

また更年期の汗を緩和するためには、体の「汗をかく機能」を鍛えることが効果的だと言われます。スムーズに発汗できると、不要な時に大汗をかくことが少なくなります。

発汗機能を鍛えるためにも、ストレス解消のためにも、毎日程度に体を動かすようにしましょう。
ほどよいウォーキングやスポーツで、心地よい汗をかいて下さいね。
 

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執筆者:さつき


2018/01/30 更年期、汗がダラダラ出るのはナゼ?汗の悩みの「対策方法」3つ はコメントを受け付けていません。 更年期の対処法