更年期の腹痛・胃痛の原因は?不調を改善する生活習慣のヒント3つ

更年期 腹痛

「更年期になってから、腹痛や胃痛を感じることが多い‥」

さまざまな不調があらわれる更年期。長引く腹痛に悩まされる方も少なくありません。腹部に鈍痛や膨満感を感じたり、下痢が続いたり‥

キリキリとした胃痛を覚えることもあります。胃もたれ、胃のむかつき、吐き気などの症状が続くこともあるでしょう。

・更年期に、腹痛や腹部の張りが起きる原因は?
・胃痛・胃もたれを改善するには?
・不調を緩和する「生活習慣」のヒントは?

更年期の腹痛・胃痛にお悩みのアナタに。不調の原因や対処法について、まとめてみました。

更年期の腹痛の原因は?

更年期 腹痛 原因

更年期になると、心身にさまざまな不調があらわれやすくなります。長引く腹痛や下痢、腹部膨満感なども、更年期によくみられる不調のひとつ。

更年期を迎えた女性の体内では、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量が減少します。
そのため、子宮は少しずつ収縮し、小さくなっていきます。

子宮が収縮する際には、生理痛のような痛みを伴うことがあります。この子宮の収縮は、更年期女性の腹痛の原因のひとつとして考えられています。

婦人科系トラブルの可能性も

女性ホルモン「エストロゲン」が減ることで、「子宮内膜症」などの腹痛を伴う婦人科系トラブルも起きやすくなります。

腹痛が引き起こされる婦人科系の病気には、以下のようなものがあります。

更年期の腹痛の原因となる婦人科系トラブル

・子宮筋腫
→子宮の筋肉の細胞が増殖してできる腫瘍のこと。生理不順や下腹部痛などの症状があらわれる。

・子宮内膜症
→子宮内にあるべき子宮内膜組織が、卵巣など子宮以外の場所にできる病気のこと。生理痛・腰痛・性交痛などの症状があらわれる。

・子宮腺筋症
→子宮内膜が子宮の筋肉層に入り込んで増殖する病気のこと。生理痛・腰痛・月経過多などの症状があらわれる。

もともと子宮内膜症などを患っていた方は、閉経前になると、その症状が強くあらわれる傾向があると言われます。生理にともなって腹痛などの症状が重くなる場合は、注意が必要です。

更年期の腹痛は、原因も症状もさまざま。
長引く痛みには、婦人科系のトラブルだけでなく、何か重大な病気が背後に隠れている可能性もあります。

自分で原因などを判断するのは難しいため、心配な点があれば速やかに婦人科・内科の受診を。

更年期の胃痛の原因は?

更年期 胃痛

更年期になると腹痛だけでなく、胃痛や胃もたれ、胃のむかつきなどの症状を感じることも増えますね。この更年期の胃の不調にも、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量の低下が関係しています。

更年期に女性ホルモン「エストロゲン」が減ることで、自律神経のバランスが崩れがちになり、消化器系もその影響を受けます。また自律神経の乱れから更年期障害が引き起こされることもあります。

更年期の胃痛の原因

女性ホルモン「エストロゲン」の量が減少する
→自律神経のバランスが乱れがちになる
→自律神経のひとつである「副交感神経」の働きが衰える
→副交感神経がコントロールする胃腸の働きが低下する

更年期になって、胃の消化吸収の働きをコントロールする自律神経「副交感神経」が衰えることで、胃痛などの症状があらわれると考えられています。

更年期世代は、ストレスも責任も増える時期。
ストレスから胃が痛くなるのはよく知られている事ですね。心の重荷はそのままカラダの負担にもなります。

また更年期になると、便秘や下痢に悩まされる方も少なくありません。年齢とともに消化力が低下していることも考え、消化のよいものを口にするよう心がけましょう。

更年期特有の症状をケアするサプリメントの服用も効果的です。更年期のさまざまな不調を和らげる成分を過不足なく摂取することができます。

・更年期の便秘の対処法は
>更年期の便秘・下痢を解消するには?原因と対策方法、漢方薬まとめ

・副作用の心配なく長期常用できる更年期サプリは?
>更年期サプリのおすすめは?実力派サプリを徹底比較・ランキング!

更年期の胃痛を改善する生活習慣のヒント3つ

更年期 胃痛 改善

体の不調で心配な症状があるなら、医療機関を受診することが大前提。しかし更年期の胃痛などを緩和するためには、毎日の生活習慣を改めることも大切です。

それでは、更年期の胃の不調を緩和する生活習慣のヒント3つをご紹介しましょう。

1)自然な食材で食養生を

胃の不調は自律神経の乱れだけでなく、食生活の乱れやストレス、食べ過ぎや飲み過ぎ、カラダの冷えなどでも引き起こされます。

胃などの消化器は「冷えていると上手く働かない」と言われますが、現代は平熱が低い方も多く、体の冷えから胃もたれを起こしている方も少なくありません。

そんな時には、「温熱性」のある(=体を温める)食べ物で、胃腸の働きを助ける事がおすすめです。

温熱性のある食べ物

・野菜類・・生姜、ネギ、カボチャ、玉ねぎ など
・肉類・・・鶏肉、鶏レバー、豚レバー、羊 など
・魚介類・・赤貝、シャケ、サバ、ブリ、ニシン など
・豆類・・・納豆、なたまめ、インゲン豆 など
・飲み物・・紅茶、甘酒、ジャスミン茶、赤ワイン など

これらの食材には、余分な水分を体外に排出する働きもあると言われます。積極的に毎日の食生活に取り入れる取り入れるようにしましょう。

2)体を冷やす食材を控える

更年期 胃痛 改善

体を温める食材を摂ると同時に心がけたい事は、体を冷やす食材を控えることです。冷えると消化能力も落ちるため、胃痛など消化器の症状が悪化することもあります。

食欲のない時は、冷たいデザートやアイス、口当たりのよいゼリーなどが食べたくなりますが、できるだけ避けるようにしましょう。

また乳製品や豆腐などには、体を冷やす性質があると言われます。豆腐を食べる時は冷奴ではなく、湯豆腐や味噌汁の具などにして、温めて食べるようにしましょう。

3)食事の摂り方にも一工夫

食事を消化・吸収するためには、およそ2時間ほどかかると言われます。就寝する2時間前には食事を済ませるようにすると、寝る時に胃が空になっているため、内臓もしっかり休むことができます。

1日の食事の量や回数は「1日3食」とキッチリ決めず、自分の消化能力に応じて決めましょう。
昼食を食べ過ぎた時などは、夕食を軽くしたり抜いたりして、食べる量を調整してみて。

胃をいたわるためには、ゆっくりと楽しんで食事をすることも大切です。早食いせずに、よく噛んで食べることを心がけて。また唾液には消化酵素が含まれているため、食事中は水分を摂り過ぎないように気をつけましょう。

大人の女性の「更年期の腹痛・胃痛対策」とは

更年期 腹痛

更年期の腹痛の原因や、胃痛をケアする生活習慣などをまとめてみました。

更年期の腹痛の原因は?
・エストロゲンの減少による子宮の収縮
・腹痛を伴う婦人科系トラブル
→原因はさまざま考えられるので、不安な点があれば婦人科・内科へ

更年期の胃痛の原因は?
・自律神経のアンバランスから来る胃腸の働きの衰え
・消化吸収する力の低下
・ストレスや精神的な重荷

更年期の胃痛をケアするには
・温熱性のある食材を摂る
・体を冷やす食べ物を控える
・寝る前の飲食や早食いをしない

更年期になると、腹痛や腰痛がしたり、生理不順になったり、便秘や下痢に悩まされたり‥不調が続くと、自分のカラダに何が起きているのか心配になりますね。

更年期の腹痛や胃痛には、さまざまな原因があるため、婦人科や内科を受診すると安心です。それに加えて、できるだけ体に優しい生活習慣と食養生を。

食事は腹八分目、飲酒はほどほどに。
食べ過ぎず、飲みすぎず、滋養のある美味しいものを少しずつ。

それが美しい大人の「更年期対策」なのかもしれません。
 

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執筆者:さつき


2017/06/30 更年期の腹痛・胃痛の原因は?不調を改善する生活習慣のヒント3つ はコメントを受け付けていません。 更年期の対処法